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姫がプレゼント 5
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「…悠ッ…だせなっ…」
「、かいてあったんだっ」
「っ…ん、な、にが…ぁっ」
「しばると、出せなく、なるって、」
「く、るしっ…から、だ あつ、から…はやくほど…いて?」
「だめー。もうちょっとだから」
「な、にがッ」
「んー、なんか、ねッ 気持ちよくなれるさいのうが、あるかわかる、って…っ、く」
「んぁっ…さい、のう…?んっ、なんのッ」
「ー?、さぁ」
話しながら限界が近いのか、悠が律動を速める。その間も梓は駆け巡る火照りと闘いながら、それを外に出そうと奮闘していた。
「ッ…!」
不意に全身がビクビクと痙攣を始め、力が抜けて立っていられなくなる。射精した時のその感覚と似ているようで似ていないその初めての感覚に構う暇もなく、自身からは抑えきれなかった精液がこぷこぷと漏れ出ていた。それでも身体の熱は落ち着かず、もう一度浴槽のフタに手をついて腰を揺らす。
「っ…、く」
お腹のあたりにじわぁ、と広がる悠の愛を感じた時、それを縛っていたリボンがほどかれた。感じっぱなしだった梓のそれに勢いはなく、白濁は流れ落ちる。
「…はるか、つかれた」
「うん、からだあらってあげる」
「…うん」
また変なことをされるかと拒否しようとも思ったが、“自分がプレゼント”などと言ってしまった以上拒否するわけにも行かなかった。
流石に悠も梓を気遣ってそれ以上は何もせずに服を脱がして優しく身体を洗ってくれたが、2人とも大事なことを忘れていた。
「悠ー、梓ちゃん、随分とお楽しみだったみたいだけど、夜ご飯どうする?部屋に持ってってそういうプレイしちゃう?夜ご飯プレイ的な?」
リビングへ降りると、腐女子チート姉貴にそう言われた。
「…あのさぁ姉キ、梓もいるんだからやめない?」
「愛されてるねぇ、梓ちゃんも」
「…」
悠が梓の手を引いて彼の部屋へ連れて行く。彼をベッドに押し倒し、
「つかれたでしょ?ねてていーよ」
と言った。期待していなかったと言えば嘘になる梓は少し淋しくなり、悠の服の裾を握り締める。
「…はるかも、いっしょ、に…」
「…うん。あずさ、おいで」
そう言って梓を抱きしめる。2人ともすぐに寝息を立て始め、抱きしめ合いながら幸せそうに眠る。
そんな2人を見てふふっと笑い、彩葉は悠の机の上に2人分のマロングラッセと保温ポットに入ったラベンダーティーを置き、部屋をあとにした。美味しいマロングラッセを大量に作るチート姉貴の話はまた別の機会にでも。
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