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無題
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〆ジャンル新参です。ふんだんに捏造と妄想と自分の希望を含むと思われます。むしろ違和感があったら教えていただけるとうれしいです。
〆「www」とか使ってます。ご注意ください。
「へー、へー!こんなん見るとワトソンくんもにんげんなんやなぁ思うなぁ!」
「いいから出てってくれ……」
最悪や。そのひとことにつきる。端的に言うとオナニーしてるところを見られた。
普段なら絶対そんなことありえへんけど、色んなことが重なりすぎた。酔って帰宅して偶々鍵を閉め忘れ、これまた全然別のとこで呑んでたふぁんきぃさんが偶々アポなしで僕の家に来た。いつもならチャイムならすとこを偶々先にドアノブ捻ってみた。そんで入ってみたら、偶々いつもより酔って気分がよくなった僕がオナニーしてた、と。一気に酔いも醒めたわこんなもん。
「はぁ……しにたい……」
「あ、この子かわいーなぁ。ほんま自分ポニーテールすきやなぁ」
「いつまでおんねんもう……かえって…」
掘り返すな何もみてないと思っていいから帰ってくれ…。それくらいの思いを込めて言うもこの猿は帰るどころか私のおかずを物色しだした。やめろ。まじで
「ふぁんきぃさん、ほんまもう今日は帰ってくれませんかね…」
「えー、んー」
「いや、帰れや」
「俺、終電ない思てとわこんち来たから泊まりたい」
「………わかりました。とりあえず今日もう私あなたとあんまり顔合わせたくないんで別部屋で寝てください…」
溜め息混じりにそう言って、咄嗟に布団で隠しただけだった下半身に下着を身に付けようとあたりを見ると、あろうことかふぁんきぃが踏んでいてもう一度溜め息が出る。
「…あの、ふぁんきぃさん…ちょっとのいてくれませんかね」
「え、なに?」
「っ、いや…」
部屋に来たとき以来に目があって思わず背ける。声色からすでにわかってはいたが、人のそういうのに出くわしても、気まずいとか言う思いはないらしい。純粋になに?という顔をされた。なんか気にしてるのもアホらしくなってきた。
「あー…ふぁんきぃさん、パンツ踏んでるから退いて」
「え?…あっ…!?wwwwあああ!!??wwwwwwわ、わとそんくんの!!wwwwぱ、ぱんつぅwwwwwwwwww」
「ええい!!!笑うな!!!!!」
人のパンツを握りしめて笑うな!!!!!!くそ!!!!腹立つ!!!!!!
「あーもう、返してください履くから!」
「ひぃwwwwwwwwwwwwwwwwわ、わ、わ、わとそんくんのwwwwwwぱんちゅぅwwwwwwファーァwwwwwwwwwwww」
「ちょ!?ちょ、ちょ!なにしてんねん!ww」
笑いながら僕の方と真反対の扉付近にパンツを投げたふぁんきぃさん。意味わからん
「も、もぉー…ほんま……あ、そうか。こいつ酔っぱらいか…」
見たときから顔真っ赤目はめっちゃ眠そう。ふぁんきぃさんもここに来る前に大分呑んでんのはお察しやった。未だパンツが尾を引いて爆笑し続けてるふぁんきぃさんはもう無視して。自分で取りに行こうと布団で下半身を隠しながら立つ。
と、狭かったり布団があったり、思った以上に足場が悪くて爆笑し続けてるふぁんきぃさんの方へもろにこけた。
「うわっ!…いった…ごめ」
「いだだだだ!わとそんくん!わとそんくん!あしごりって!ごりってなってるぅ!!!」
「あ、ごめんごめん。…大丈夫?」
「あー、もう、びっくりしたぁ…なにしてん自分…」
「いや、そもそもお前がもろもろの原因や。…はぁ……ほんまなにしてんねんやろ…」
転けたまま思わず達観してしまう。今までの流れの滑稽さたるや。とりあえず酔った勢いでオナニーはもう絶対したくない。
しばらく呆けていたが、ふとふぁんきぃがごそごそしているの気づいた。なにしてるのかと思えば突然の一物へのアクション。
「ん!?ちょっと!なにしてんの!?」
「なぁ、とわぽん~兜合わせしたことあるぅ?」
「は!、!?な、ないけど!え!?なに??!」
「ちょっと失礼しますぅ」
「こ、こら!やめんか!!!」
思いっきり離れようと手を動かそうとしたのにいつの間にか腕やら足やら至るところをがっちりホールドされてて、微塵も動く気配がない。馬鹿か?こいつ馬鹿なのか???なんでこう言うことだけ頭回るの????あーーーーー!!!擦り合わせるな!!!!
「ちょっ、と…っふぁんきぃさん…!」
「わとそんくん、オナニーしてたわりにへにゃちんやなぁ」
「んなもんお前の顔みた時点で萎えたわ!!!!」
「えっ、傷つくぅ…」
「なんでやねん!!!逆に勃ちっぱいややろ!…というかなんでお前が若干勃ってんねん…!意味わからん……」
「いやぁ、とわこのおかずみてたらついなぁ」
「あああ!くそ!しね!」
本当に離れられる気配がない。何て言うかまじでがっちり嵌められてる。動かん。何とかして動こうと試みてる間もふぁんきぃさんの手は止まることもなく。整理現象で徐々に復活する息子。
「ああ~たってきたぁ」
「うれしそうやなぁ!キレそう…!!!」
「そんな怒らんでもええやん」
「ここまでキレる条件しか揃ってないやんけ!」
「ええ~なんでぇ。俺そんな悪いことしたぁ~?」
「そもそも。なんで入る前にチャイムならさへんねん…!」
「や、特に意味はなかってんけどな?たまたまドアノブ先捻って、そんじゃあ開いとって。でも自分、普段絶対そんな不用心なことせんやろ?もしかしたら強盗でも入ったんかなぁおもて思わず息殺して中はいってんやん」
思った以上に普通に心配してくれていて思わず言葉に詰まる。
確かに鍵の閉め忘れは私の不注意や。
「まぁ、ただのどシコりタイムなだけやったわけですけども」
「掘り返すな!」
「なんもなくてよかったわぁ~。ほんま俺、入ってとわこ倒れとったりしたらどうしよって、心臓止まるかー思ったもん」
「…そんな大袈裟な」
素直に、真剣に言ってくるのだから調子が狂う。この素直さはほんまにずるい。
「大袈裟やないもん!俺がなぁ!どんだけ、どんだけわとそんくんのことすきやとなぁ!」
「あーはいはいはいはい。私が悪かったです」
「わかればええんや!わかれば!」
「でも、今の状況は流されへんからな」
「え? なにがぁ?」
「とぼけんといてください。」
「そんなん言うても俺ほんまにわからんもん」
どういう意味なのか笑みを浮かべて、再び手を動かし始めるふぁんきぃさん。絶対わかってるしくそ腹立つ…。とにかくなんとかして抜け出そうと色んなところを動かしてみるも微動だにしない。
それどころか触られているせいで力が入らなくなってきた。
「もぉっ、ほんま、離してくださいって…!」
「えぇ?なんでぇ?気持ちええやろ?」
「そ、ゆ問題じゃ…っ、」
動けないなら言葉で、と思ったが口を開くと変に声が出そうになって唇を噛み締める。そんな唇かんだら赤なるでぇとふぁんきいさんが言う。お前がその手を止めたらすべては解決するんや…!思いを込めて睨むも怯む様子はなく、それどころかしゃーないなぁと言って唇をそれで塞がれた。
突然すぎて顔を背けることも出来ず成すがままフリーズしてしまう。その間に噛み締めていた唇はこじ開けられ、ぐちゃぐちゃに掻き回される口内、漏れ出す声。息も上がるわ途端に羞恥やらなにやらが襲いかかってきて体温が上がる。くらくらしてきたころにやっと離れたふぁんきぃが、次噛んだらまたちゅーするからなと言ったがそんなことせずとも、唇が痺れて噛み締めることも口を閉じることもままならない。
「は…っ、ふぁんきいさ…っ、や、」
「はは…っ、わとそんくんえっちい」
「ぁ、も…っ、みないで、くださ…っ、」
ふぁんきいさんの視線とか羞恥とか快感とか、色んな物から逃れるようにぎゅうっと目を瞑ると涙がぼろっと零れた。それを境に次から次へと涙が滲む。するとまた唇に暖かさを感じた。先程は荒々しいという言葉が合うようなやり方だったのが、今度は丁寧に歯列をなぞったり上顎を撫ぜられる。それが心地いい快感になって一層腰に熱を集めた。
「あ~…もういきそ…」
ふぁんきいさんが普段より低く掠れた声で言うと追いたてるように扱くスピードを速め、程なくして腹部に生暖かいどろりとしたものを感じた。
「はぁー、気持ちよかったぁ!」
清々しくふぁんきいが言う。ほんまこいつ本能に愚直に生きてるなと改めて思った。
「…早漏」
「はぁ!? …なになに?自分、今この状況でそんなん言う…?」
とりあえずなんか言おうと思って腹立つからディスったけど、やってしまった。体制的に完全に不利なのは目に見えてる。そう思ったときにはもう遅い。
執筆中。自分が思っていたよりも見てもらえていてなかなか完成させられなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです…( ;∀;)完成させられるかどうかもわからないくらいなのですが、ちまちま更新したいと思います。(2018.2.2)
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