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じぃやの本気 その3
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「…あの…」
「明日から、3日間は俺の補佐役をお願いします。
場所は生徒会室。」
「あの、じぃ…柊がすみません。
僕、ご迷惑ですよね…」
「いえ、確かに補佐役を付ける気はありません。しかし、仕事が多いのは事実なので、数日でもお手伝い頂けるなら有難いです。」
「すみません。3日間よろしくお願いします…」
「此方こそ、よろしくお願いします。
…それでは、おやすなさい。」
「おやすなさい。」
咲先輩にまた迷惑かけちゃったなぁ…
そういえば、補佐役って何するんだろう
気がついたら、咲先輩はもう玄関に居なかった。
僕も諦めて自室に戻る。
自室の机には、さっき迄無かったはずの紙切れ。
『ご無理はなさいませよんうに。じぃや』
僕が好きなじぃや特製ドーナツが置いてあった。
…ずるいよ、じぃや。
……こんな風に心配されたら、嫌いになんてなれないじゃん。
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