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じぃやは心配性
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「おかえりなさいませ、透李様。」
「…ただいま、じぃや。いつ来たの?」
自室に帰ると、そこにはシーツにアイロンをかけるじぃやの姿。
何故驚かないのかって?…逆に毎日押しかけられるものだと思ってたから…
「透李様、ココアでよろしいですか。」
「うん。ありがとう。」
それに、なんだか落ち着く…
入学して早々に色々なことがあったせいで、ちょっと疲れてたし。
まぁ、疲れる原因の大半はじぃやが発端なんだけど…
「お勉強の方はいかがですか?」
「う~ん。今は特に、まだ難しい単元とかでもないし。」
「そうですか…。」
「困ってなくて残念?」
「い、いえ、そんなことは無くて…
で、でも、透李様がどうしてもってことであれば私が手取り足取り…」
「特に困ってません。お帰りください。」
「聞いておいてズルいです!…でも、透李様が元気そうで何よりです。」
「うん。」
「ところで、生徒会長の補佐役のお仕事の方はいかがですか?」
気になる?そりゃそうだよね…。
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