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「やっ…いだ、痛いっ!」
何とか痛みを逃そうとして身体を丸める咲夜だけれど、そんな動きを封じるように、恭は一旦ペニスを引き抜き咲夜の身体を仰向けにした。
「う……うぐぅっ!」
「動くな。脚閉じたら握り潰す」
「く……うぅ」
彼の手中に握られた自身は、囚われてから一度も硬くなっていない。こんな緊張と恐怖の中で、勃つなんて事はあり得ない。
「閉じるなって言ってるだろ」
「いっ……あぅっ!」
少しも動いていない筈なのに、突然ペニスをバシリと叩かれ、咲夜の身体はベッドの上でビクッビクッとバウンドした。同時に尿道口からは、チョロチョロと尿が零れ出す。
「あ……あっ」
「また漏らしたのか? 二十五にもなって、だらしない奴だ」
「ちがうっ…恭、違う……」
「ここに挿さってた花、抜かなきゃ良かったな」
「やっ! そこ、いたいっ!」
尿道口へと爪を立てられ、無意識の内に手が伸びた。咲夜は必死に恭の手首を掴んで引き剥がそうとするが、身長が高く体躯も立派な彼に適う筈も無く―― 。
「俺の許可無く漏らしちゃ駄目だって、教えたよな。仕置きだ。痛いのと痛くないのどっちがいい?」
「やっ、あ……痛いのは……やだ。ごめ……さい」
この二日間、彼の質問にきちんと答えず、酷くされた記憶が身体にしっかり刻み込まれていたから、咲夜は何とか声を絞り出し、彼の手首から掌を離す。
叩かれるのはもう嫌だった。
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