アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
6
-
「あ……ひっ!」
刹那、両手首を一纏めに掴まれそれを上へと引きあげられる。
「いた…離し……」
「おとなしくしてろ。腕、折られたくないだろ?」
膝立ちにされた体勢で、額が触れあう距離から響く冷酷な声に動きを止めると、恭は咲夜の両手に手錠のような形状の物を填めた。革製のそれは結合部分が少し長めに出来ていて、そこを掴んだ恭は立ち上がり、天井から伸びた鎖へとカラビナを使い連結させる。
「やっ…恭…やめ……も、許し……」
「立てないようにしないとな」
咲夜の声を完全に無視してそう呟いた恭は立ち上がり、吊り下げている鎖の長さを、膝がようやくベッドへ届く程度の高さに調整した。それから咲夜が立てないように、足首と腿をベルトを使って拘束する。
「いい眺めだ」
「やっ、あぅっ!」
こんな事をされているのに、萎えないペニスを指で弾かれ、その先端から透明な液がポタポタシーツへ零れ落ちた。
「縛られるのが好きなのか?」
馬鹿にしたような恭の言葉に、違うと大きく首を振る。何故自分の身体がこんなに火照っているのか分からなかった。
「こんなに垂らして……恥ずかしい身体だな」
「うっ……くぅっ」
せめて情けない声は上げないように唇を噛みしめるけれど、そんな些細な抵抗すらも次の瞬間打ち砕かれる。彼が持ち出して来た道具には、一度だけだが見覚えがあった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
10 / 34