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「恭……ごめん、でも、綺麗って……思ったから」
「別に怒ってない」
思わず出てしまった言葉が恭を不愉快にさせたと思い、咲夜は謝罪を口にするが、返事を聞いて安堵する。こうして会話が出来るようになっただけでも嬉しかった。
「……分からない」
たまに、独白のように恭は呟く。
答える言葉も見つからないから、咲夜は黙ってそれを聞く。
「あっ、やめっ…きたなっ……」
「煩い」
近づいてきた唇を、首を捻って避けようとするが、低く強い口調で遮られそのまま唇を奪われる。
「んっ…んぅっ」
たった今、尿を飲んだばかりだからと言いたかったが、そんな思考も口内を犯され、手首を放した片方の指に乳首を緩く愛撫されるうち、これまでに無い彼の動きに翻弄されて霧散した。
「あっ、あっ……」
暫くして解放された唇からは、艶を帯びた喘ぎが上がる。そんな自分に驚きながら、咲夜が呼吸を整えていると、今度は脚を高く持ち上げられ、後孔へと彼の切っ先が添えられた。
「う……くぅっ」
何度もそこを使われているが、こんなにゆっくり犯されるのは初めてで……咲夜は思わず歯を食いしばり、シーツをキュッと握りしめる。と、それに気付いた恭が一旦動きを止め、咲夜の背中を抱き上げるようにその体を引き起こした。
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