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6年生
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昔からよく褒められるのは弟で、
何でも出来たのも弟だった
だから、兄の僕には期待なんて欠片もされなかったし
空気のように扱われていた
小さい頃は悲しかったし、それは泣いたけれど
元々冷めた性格をしていたせいか、
小学校2年生になる頃にはもう、僕だって家族に期待なんてしていなかった
小学校高学年にもなると、家に帰ることも少なくなり、顔だけが取柄の僕は体を売った
それで毎日の生計を立てていたし、学校にだって通っていた
弟がなんでも出来るせいか、期待されてないせいか、最初はほとんど何も出来なかったが、今では普通の生活を自分1人で送れるようになった
ご飯も作れるし、洗濯も出来る
それが小学6年の時
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