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十三話
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私は保健室に運ばれた。
生徒や先生の皆さんに心配や迷惑はかけては居ないだろうか……。
気がついたら一番奥のベットに寝かされていた。
「矢野先生、大丈夫ですか?」
長谷川先生と立花先生と竹沢先生が覗きこんできた
「まぁまぁ…さっきよりはマシになりました……ありがとうございます。」
「無理はしないで下さい!」
「オーバーヒートしてるじゃん……。」
「ちゃんとご飯を食べて、睡眠を取って……。」
口々に色々言われた。
ありがたい。
「私……実は片頭痛持ちなんです。」
「そうなんですか。」
竹沢先生が言った。
「吐き気や嘔吐もある辛い頭痛ですよ。気を付けて下さい……!」
昼休みの終わりのチャイムが鳴り、二人の先生は帰っていった。
本当は次の二年三組の学活の授業に出たかったが、竹沢先生にストップをかけられ、二人の先生に伝言を頼んだ。
気がついたら寝てしまっていた。
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