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十八話 (一宮 麗花side)
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もうすぐ目的地に着く。
「あと十分程で森瀬キャンプ場に着きます!荷物の確認を!」
と声をかけた。
おーい矢野先生ーしっかり声掛け頼みますよー!と心の中で唱えたが動かなかった。
「矢野先生ー?」
と声を響かせると
「矢野先生、起きて、着くよ。」
と隣の生徒が起こした。
「ファ………おはようございます……。」
「おはようございますじゃないですよ………何寝てるんですか。」
ちょっとイラついた声を出した。
一分も経たない位だった。
「ほら、もう五分で着きます。隣の人起こして上げて下さい。」
ついさっきまで寝ぼけていたとは思えないほどキリッとしていた。
むしろ寝て、スッキリしたのかな?
でも、寝るのは駄目。
なんだかんだで今回の目的地、森瀬キャンプ場に着いた。
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