アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
愛
-
昨日1日で掃除を終え、今日やっとの思いで
懐かしの我が家でくつろいでいる。
冷蔵庫の中の物はすべて腐り
すべて処分したため、家にあったのは
インスタントのコーヒーくらいであった。
昨日はコンビニ弁当を食べたが、僕は自炊派だ。
今日はご飯を作るべく、スーパーに向かった。
一年前、僕は当たり前に歩いていた道を歩く。
すると僕が着ていたものと同じ制服を着た学生が
これから学校に向かうのか歩いていた。
何年生かな…
本当なら僕は三年生になっていた。
でも入院をしていたため、出席日数不足で留年。
特別親しい友達はいなかったが、学校は好きだった。
僕は来月から別の学校に二年生として
通うことになっている。
元いた学校の先生が色々と考えてくれて
戻るより新しい学校で新しい生活を送ることが
僕が気を使わなくていいのではとの事だった。
僕はどちらでも良かったので
先生の言う通りに転校することに決めた。
新しい学校は男子校で偏差値が高いらしく
成績だけは良かった僕なら問題なくついていける
と、先生が言っていた。
どんな学校なのかな…
そんな事を考えていたらスーパーが目の前に現れた。
今日は何を作ろうかな?
久しぶりに料理を楽しむべく、カゴに手を伸ばした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
3 / 21