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愛
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それから暫く泣き続けて
何だか身体は重ダルくなったが
心は軽くなった。
先生は今日は泊まっていけと言ってくれた。
正直、なんとなく1人でいたくない気持ちだったから
先生がいてくれてすごく感謝していた。
お風呂を借りて今先生がお風呂に入っている。
なんだろう……なんか、そわそわする。
理由は分かっていた。
さっきお風呂を上がろうとした時に
脱衣場で先生に裸を見られた僕は
焦ってあたふたして先生に背を向けた。
でも、先生はそんな僕の身体を
後ろから抱き締めるように優しく
バスタオルで包んでくれた。
「…ちゃんと髪の毛乾かせよ。」
耳元で呟くように言った先生は
リビングに戻っていった。
僕は小さく、はい。とだけ答え
急いで借りた服を着てリビングに戻った。
先生はソファーから立ち上がり
僕と目が合うと、優しく微笑み
お風呂場に向かった。
それから何故か落ち着かない。
胸がドキドキして顔が火照ったように
普段よりも確実に赤みを帯びているのが
見なくても分かる。
僕はどうしたんだろう。
先生の事を考えると、ドキドキが止まらない。
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