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国王様をお守りします《2_FIN》
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キヨとフジの死ネタありです
*
*
*
僕らは事情を話した
「そ、それは酷い.....
私達市民で国王様をお守りしますよ!」
ヒ「えっ?!そ、それはダメ!
だって、そんな事したら処刑に....」
「いえ、それくらい私達は国王様に感謝してるんです」
ヒ「ぼ、僕なんかした?」
「前の国王....貴方の父親はとても酷い人でした.....」
僕はそう言われても怒りなんてなかった
だってあの人は僕にも母にも暴力を振るような人だったから
フ「ヒ、ヒラ?大丈夫?」
ヒ「ううん、大丈夫だよ
君たちの気持ちはわかるよ」
「ずっと働かされしかも休んだら処刑だなんて....
なので、とても優しい貴方様をみんな好きなんですよ」
キ「結構人気者だな」
「なのでどうかお力を貸させてください」
ヒ「うん....ありがとう....!」
*
*
*
市民はみんな良い人だった
僕を守ってくれるって....
キ「よし、俺らもここに残る」
ヒ「えっ?」
フ「国王様を守るのが役目だからね!」
ヒ「なんで?
やだよ!二度と会えないかもしれないじゃないか!」
キ「大丈夫だ、きっと会えるから」
フ「俺たちを誰だと思ってるんだよ」
ヒ「やだ...やだよ....キヨとフジがいなくちゃ
生きてて楽しくないよ.....」
するとフジは僕の頭を撫でる
フ「大丈夫だべ.....きっと....」
キ「俺らが死ぬ前提とかやめろよ!」
ヒ「.....だ、だって....」
フ「いいから!」
「きたぞー!」
キ「ヒラ!さっさと行け!」
フジ達は行ってしまった
ヒ「.....ごめんっ」
そして、僕は森の奥へと逃げた
*
*
*
数週間後
俺は戻ってきた
そこで目にした光景は....
ヒ「そんな....やだよ...」
城の人達も含め
みんなの死体
ヒ「僕が死ねば...みんな...死ななかったのに....なんで.....」
フジとキヨはどこだろう.....もう...きっと....
ヒ「....っ!?
キヨ....フジ....?
嘘でしょ.....?生きるって約束したのに...なんで?」
フジとキヨも亡くなっていた
そして、ポケットに何かがあった
キヨの字だ
ヒ「ヒラへ
俺もフジも想いを伝えられなかった
俺らはヒラが好きだったぞ
死んでも忘れないでくれよな
右大臣より....」
涙が止まらなかった
ヒ「そんなの...僕も好きに決まってるでしょ.....
お願い....戻ってきてよ.....」
泣いても苦しんでも2人は帰ってこない
僕はキヨのパーカーとフジの眼鏡をとって自分に身につけた
そして、自分のマントと冠を2人のところに置いた
ヒ「また、いつか...会おうね....」
僕はそこから去った
〜NORMALEND FIN〜
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今まで以上に意味がわからないですね、はい
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