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パーツ 30
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俺の横に寝てキスをしてくれた部長。
俺もからだの向きを変えて 寝ながら 向かい合った。
「ねぇ?
一年前のこと。去年の旅行のこと 覚えているかい?
ごめんよ。こんなときに。
どうしても 気になって。
千春 君を抱きたいんだ。
でも……
でも僕は 少し 思い出したことが有るんだ。
去年宴会のあと 僕の部屋に君も来たよね?
僕は酒には強い方なんだけど 去年は完全に酔っぱらって 記憶が朧気なんだ。」
俺も何か引っ掛かる。
何か 何だろう?
「俺も 酒飲むと眠くて眠くて 目ぇ開けてられなくなるんです。
部長の部屋には行きました。
それで その エロビデオをわいわい見たのは何となく。内容はあんまり。
あっ!
男と女が そのヤッて 男が女の腹にぶちまけたのを拭いていた ような。
あっ! 拭いたのはビデオなのか?あれっ?あっ!えっ?あれっ?あれっ?」
「んーー。
僕のベッドに寝ていたのは千春?皆帰ったあとも 寝ていた?
いや ベッドは居なかった?あれっ?」
「部長の部屋で飲んでエロ見て 皆帰り始めて。俺寝ていて」
「いや 思い出した。僕 ビデオ見たよ。
ほとんど皆帰って。僕のベッドで寝ていた千春君を部屋に送っていったんだ。
そして 君の部屋…………
思い出した。思い出したよ。
半分寝ていた千春君を ベッドに寝かせたんだ。
布団を掛けてあげて 帰ろうとしたら…
千春がすんごい可愛いことをしたんだ。
帰るよって 言ったらね。
何したか覚えてないかい?」
「俺 失礼なこと したんすか?」
「うふふ。帰ろうとしたらね、僕の浴衣の裾を掴んでさ。
布団に潜ったまんま
『行かないで。
部長もね ここに居たら良いのに。』
って 言われたんだ。
布団をぽんぽんって。
僕も酔ってたし 眠たかったし 怠かったし。
一緒の布団に入ったんだよ。
2人でね 暫く 寝ちゃったみたい。
ふふふ そしたら なんだか2人同時に 暑くて 浴衣を脱ぎ出して。真っ暗だったし ムラムラしたらしくてね。
いつのまにか 僕は千春君を後ろから 抱き締めて腰振っていた。
そしたら 振り向いた千春が甘えた声で キスして って
何か猛烈に興奮して 腰振って 仰向けにして 素股?で 何回か射精したみたいで。」
「ぶっ ぶちょう。あの 俺のあちこちをそのー 何て言うか 触ってキスして 舐めたり してくれましたよね?」
「うん 何か 千春のアソコ 舐めたような気がする。おっぱいも舐めた。可愛い声出したよね。」
「最後にシャワー浴びて
『よかったよ』って」
2人で同じ言葉を言っていた。
「あのときのこと 俺 部長だってわかっていて 無意識に誘ったんすね。」
「あのとき 僕はゲイではなかったけど 千春とわかっていて 何度も気持ちよくて射精したんだね。
実は悩んだんだ。誰としたんだろうって。
あのとき千春に既に 」
「俺も悩みました。誰としたのか?俺ってビッチなのかな?って。誰って 分かるまで 部長に好きって言えないなって」
「えっ?僕のこと 僕への気持ち もう一度聞かせて?」
「へっ?
恥ずかしいっす。」
「千春。それから 部長は嫌だな。名前を呼んで?気持ちと名前。言って?」
そう言うと 俺のくちびるに優しくチュッとキスをして 俺を見詰めた。
う~ん 恥ずかしい。
でも 確かに部長って呼ぶのは変だよな。
よしっ。俺も男だ。言うぞ。
「まっ こほん まゆみさんっ 好きです。」
するとこれ以上無いくらいの優しい顔で
「千春。ありがとう。嬉しい。僕も千春が好きです。付き合って下さい。恋人になって下さい。
そして これから 千春を抱くよ。良いね?」
そう言うと 持っていたバッグから 透明ボトルとコンドームの箱を枕元に 置いた。
俺は 覚悟を決めて こくりと頷いた。
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