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疵(きず) 26
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裏筋から括れに掛けて 丹念に舌を這わす。ふと見上げると 感じてくれているのか 苦しいような 顔を歪めた表情で眉を寄せて眉間に皺が出来ていた。
目が合うと 苦い顔を隠す為か 固く目を瞑った。
腕組をして 腰だけ俺に 突き出すようにしている。
固くなり 口の中に苦い味が広がる。
すると腰を引いて 茎を俺の口から 離すと アノ人が椅子に座り 俺に背中を向けた。
バスルームの浴槽の前に 放り出されたように 膝立ちしていた俺は つかまる処がなくなって 一瞬途方にくれた。
「頭と身体を洗ってくれるか?」
とアノ人が言った。
突き放されたように感じていた俺は 安堵した。俺のフェラが 下手だから 止めた訳じゃないと知る。
シャワーを頭にかけシャンプーを手にとり 短めの髪の毛の頭を 包むように 指で泡立てる。泡を洗い流し スポンジにボディソープを垂らして 身体を洗っていく。
スポンジを使いながら 改めて広い逞しい背中を目で堪能する。太いけど決して短くはない首。肩 そして 贅肉のない背中。
泣きたいほど いとおしく感じる身体。
前に回って 首から鎖骨 肩 腕を取り 三角筋の筋肉 二の腕 肘 そして手首から大きな手を丁寧にスポンジで擦る。
泡さえ無ければ その手に頬すりしたくなる。
そして胸。
柔らかく色の淡い乳輪と数本の毛。情けないように潰れている乳首。
中央に 胸筋を際立たせる淫猥な胸毛。
そして下腹部から続く腹の剛毛。
腹を洗い始めると 起立したままの茎を見せつけるように脚を広げた。
ずっしりとしているのに だらりとしていない双果。
両手で柔らかく包むように撫で洗いをして 茎もゆっくり そっと洗う。
少し 柔らかくなっていた茎は 又 固くそそりたっていた。
筋肉の着いた脚を膝を中心に洗い 足の甲や裏もスポンジで洗い上げる。
シャワーで洗い流すと
プラスチックボトルを手に取ったアノ人が 俺を引寄せ 自分の脚に俺を跨がせ その上に向かい合わせに座らされた。
これ 対面座位と同じ体勢だ。
おもむろに後孔に ボトルから垂らした液体を 塗られた。
直後 俺の入口の周りを撫で始めた。
くすぐるように ときに 尾てい骨の終わりを圧されたり 後孔を過ぎて 会陰を押されたり 撫でるように 指先で 指の腹で 強くなったり 弱くなったり。
むずむずから 得体の知れない熱に変わっていく。
見なくても分かっている。
俺の茎は又 芯を持ち 彼の茎は俺の双果をつつくように 起立している。
その彼の茎が彼が腰を動かすと 後孔の周りをイタズラに つついたり 押されたりして。
俺もたまらなくて 腰を少し揺らしてしまう。
と
彼の指が プツリと挿入された。
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