アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
疵(きず) 48
-
「あんっ 真弓さん 恥ずかしいっ。ソコばっかり いやだぁ。」
「ん?ソコばっかりって?
どこのこと?ぺニス気持ちよくないの?」
「気持ち いい。」
「アナルは?気持ちよくないの?」
「い いい んー あんっ」
「恥ずかしいの?
でも 気持ち良いだろう?
好きだろう?
舐められるの嫌いなのか?ん?どう?
あー おっぱいも触んなきゃ駄目なのかな?
ん?どうした?ここだけじゃ 嫌なの?」
そう 言うと真弓は 会陰を固くした舌でグリグリと押し 後孔をかき混ぜるように 指を動かした。
「あんっ うふーふーんっ ダメぇ ま 真弓さんっ おかしくなっちゃう。あーー。」
ついに 力が抜けたように ずるずると 下がって 千春は 真弓の胸に倒れ込むように くったりしてしまう。
が 相変わらず 茎は 固く 真弓の身体に押し当てている。
体勢を変え 千春を組み敷くように 上に乗り見詰めた。
フンワリした耳を撫でて モーニングもどきの上衣のボタンを外して その薄紅色の乳首を 思いきり吸い上げた。
高く上がる千春の声。
そして茎を 無意識に真弓に当てて 腰を揺らし始めた。
「千春。 まだ ダメだよ。」
「あーん。真弓さんっ。」
真弓は思った。
そうやって 欲しがってくれ。
誰が 気持ち良くしているのか?
誰に抱かれているのか?
もっともっと 僕を見ろ。
ずっと 孤独の疵を抱えて 放浪して。 千春は自分を見てこなかった。
相手を見てこなかった。
現実を受け入れず 目を逸らし続けてきた。
心の奧底に 常に疵を抱え それに縛られるように自分を戒めてきた。
目を逸らしていたから 快楽なんて 行き着く訳も無い。
快楽は心身を晒してこそ 余裕が出来て 快楽が生まれる。
性交は恥部を晒すことだ。
感じることは 心が開放され 心身晒してこそ快楽に浸れること。
感じることは 心が解放され 憂い無く 快楽に集中出来る。
疵を疵と意識しないこと。
疵を忘れ去ること。
それには 千春に 思考の時間を与えずに快楽に溺れさせること。
千春に考える時間を与えない為に 次から次へと 淫らな刺激と 強引な前戯と 命令にも近い 性技を。
そして快楽に溺れかけたとき 相手が誰であるか 常に認識させること。
素直で 快感に弱いウブな 千春は 段々と 心身で覚えていくだろう。
それまでは 少し強引で羞恥な前戯を しつこいくらいに 施すしかないと 真弓は考えていた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
133 / 264