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疵(きず) 49
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本当は 千春の前にひざまづいて 額づきたい。
それほど神々しい程の 裸体だ。
そして甘やかして甘やかして 溶かしてこの腕に閉じ込め 僕だけしか目に入らないほどに 心身共に作り替えてしまいたい。
過去危ういイタズラめいた遊びをしていた千春。
身体を拓かないまでも その甘い唇を 多数の男に分け与えた。
それも拙い口づけ。
2年振りに した くちづけは まるで初心者のようで あの頃と変わらなかった。
本当は称賛の言葉を囁きたい。
でも その前に
千春の心を 溶かして 疵を忘れさせなければ。
心も丸裸にしてから。
愛されている自信を千春に。
自信さえ 身に付けば 本当の性交が出来る。
本当の快楽を知る。
その快楽を得るのは 僕だけだと 認識させ刻みつけたい。
今は 身体的快楽は得ている。
でも もっと 気持ち良くなれるから。
羞恥を与えて いつも千春が 受け身になるように。
翻弄して。
何も考えなくて良いんだよ。
僕が全て 何もかも してあげるから。
心身全てを 脱いで おくれ。
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