アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
同級生 13+2
-
パツッ パツッ パツッ
リズミカルに肌を打つ音がする。
段々早くなる、
あれはセックスをしている音?
俺のからだを這い回る手。
俺がセックスしているのか?
いや されているのか?
腰を高々と上げさせられて 尻を撫で回す手。
俺に背後に居るそいつは 真弓か?
顔が見えない。
下を向くと俺の後孔に出入りする肉棒。
このうつ伏せの体勢から 俺の後孔が見える訳がない。
俺はどこを見ているのか。
どこから見ているのか。
だから
これは 夢。
俺 未経験だもんな。
アナル処女では ないかもしれないけど。
だって あの 風俗の嬢に
いきなり アナルを
指で蹂躙されたんだから。
指だけ
指だけ。
でも
犯されているのは
俺じゃない。
抽挿を繰り返すそれは赤黒くて 猛々しくて。
さっきは天狗の顔と天狗のペニスが赤くて テラテラしていた。
真弓は助けてくれないのか?
今後孔を出入りするモノの持ち主は誰だ?
真弓!
顔が見えない。
くちびるだけが暗闇の中に浮かんで見えた。
お前の 下唇。
好きだなぁ。
顔が見えねぇよ。
お前のくちびるに 触れたい。
乱暴でも構わない。
キス したい。
キスしたい。
気持ち悪い男だろう?俺って。
真弓!
抱いてくれよ。
俺は熱くなりかけた下半身をもて余しながら 真弓を探し続けた。
暗い闇に真弓のくちびるだけが 光明となり 輝き 煌めき 俺に微笑んでいるようだった。
セックスの夢の中を漂いながら
虚しい。
実感の湧かない淫夢は 恐怖感もユルい。
そして 淫夢なのに
いや淫夢だからなのか
快感は 乏しい。
勃ちあがるが フィニッシュに向かうまでの 高揚感には至らない。
汗にまみれながら 一人ホテルのベッドで 哀しくて もどかしくて 出口の見えない 夢を見続けていたのだった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
153 / 264