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千春オジサマ 参拾
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千春の家のベッドルーム
吐精して ぐったりして 弛緩した千春の脚を閉じさせないように 両腿の間に陣取った真弓は 先程口内に溜めた白濁液を手の平に出して 千春の会陰と後孔に垂らした。
初めて見る千春の下腹部。
綺麗な鼠径部。
女には無いその腰骨から恥骨に走る溝。
胎児の頃形成されるその溝は精巣が 作られた過程の通り道。
綺麗な道すじ。
そして同時に 男である証。
指でなぞりながら むだ肉の無い下腹部に舌を這わす。
綺麗な形の良いへそ。
その下にある 薄い茶色を帯びた下生え。
指先で絡める様に 掴む。皮膚が少し引っ張られる。
思いの他 柔らかい毛質。癖が無くて本人の性質のように真っ直ぐで。
そして
事後の少し柔らかくなった色の薄い陰茎。それに続く双果。
同じ男なのに 艶々して 醜悪では無い。
えっ?
茎の先端に 綺麗なほくろが2つ。
少し力を無くしているが それは その並んだほくろが目にみえて まるで亀頭が顔のようだった。
会陰を先程の白濁液でぬらぬらと 塗るように 少し押しながら その更に奥のつぼみを掠めながら 優しく指の腹で撫でていく。
脚は閉じさせない。
上を伺うと 腕を顔に押しあてて 隠して羞恥からか 横を向いている耳が赤い。
男の象徴を口に含むなんて しかも口で扱いて吐精させ それを口内で受けるなんて 想像すらしなかった。
でも 現実に その性器をみても 萎えない。いとおしくてたまらない。
そしてそれをみて 行動して 嫌悪感も ない。
やっぱり
勘違いなんかじゃない。
僕は 千春サンを 好きで好きで堪らない。
後孔を掠めながら その下生えに顔を埋める。しゃりしゃりとした音を楽しみながら 再び 茎を口に含む。
口内に液体を感じながら 舐めとる。
少しの苦味が 感じられるのに 千春から出てきたモノだと思うと その苦味さえ甘露に思える。
顔を腕で隠すようにしながら千春が細い声で
やめ やめろ 真弓ぃ
と脚に力を込めて閉じようとする。
真弓の雄は天を向き てらてらと光り 先走りの涎をたらりたらりと 溢れさせ 千春の腿に ベッドのシーツに 濃厚さを表すように糸を引いて しずくを作っていた。
会陰と慎ましやかなつぼみは 真弓の指と千春の吐精したモノによって 緩やかに 緩やかに 固さを失い 緊張が解かれていった。
時々 顔を隠す千春にくちづけをしながら 真弓は根気良く なだめるように 快感を与えつつ 後孔のこわばりを 解いていく。
真弓の雄は 開放されるのを 今か今かと 待っているが 千春に痛い思いと もう嫌だと思わせたくなくて。
痛さや我慢を強いたら 千春は2度とここまでさせてはくれないだろうと 想像はできる。
今 ここまで許してくれたのが 気まぐれだとしても 後悔はさせたくない。
今ここまで許してくれたのは 千春の好奇心だとしても後悔させたくない。
今ここまで許してくれたのは 千春の偽りの気持ちだとしても後悔させたくない。
今ここまで許してくれたのが 自己を過少評価して 相手を過大評価しての自己犠牲に近いとしても 後悔させたくない。
好きだから こういう行為になって
あわよくば 快感得て欲しい。
この行為が 快感と愛情溢れる行為だと 認識して欲しい。
相手が女なら 話にならない行為だ。
しかし
敢えて
男同士だからこそ 快感を得れば 認識が違ってくる。
男同士だからこそ 相手の快感も容易に予想が出来る。
男同士だからこそ
こういう行為の 安易な気持ちと重厚な気持ちのせめぎ合いになることも 理解している。両刃の剣だが 千春が欲しくて 欲しくて 欲望は全てを凌駕していた。
好きだけど
欲望が優先して
快感を与えたいのも優先して
大切にしたい気持ちも優先して
そして目の前の千春の
全裸に気が狂いそうに 興奮して
そして
千春の後孔が
三本目の指をのみ込んだとき
真弓の理性が 崩壊した。
いや 熱塊をあてがい 半ばまで は
傷つけないよう
馴染むまで
と 思っていたのだ。
しかし
半ば過ぎまで 入ったところで
千春が 崩壊し始めた。
ちょうど佳い処に 当たったのだろう
いきなり よがり声をあげた。
そう よがり声。
喘いで それはそれは妖艶な顔と声だった。
吐精して 真弓にすがり付いてきた。
真弓の理性は、ガラガラ と音を立てて崩れ 欲望を吐いても吐いても 出しても出しても 勢いは止まらなかった。
千春も何度が応戦していたが 途中から 眠っているのか 失神しているのか 疲れて動けないのか
ジグソーパズルのように 欠けたピースが 嵌まりこんだように 相性が一致したのか 互いの秘めた感情によって高まり合ったのか。
真弓が 文字通り精も根も尽き果てて千春の上から 下りたのは 空がぼんやりと明るくなり掛けた時間だった。
千春はそのすぼまりあたりを 白濁液にまみれ 一部は乾き肌に貼りつき皮膚にヒキツレを 一部は粘液のように和毛にこびりついて。
それでも ゆったりとそこから粘液を溢れさせていた。
それは真弓の放出したモノ。
真弓は改めて 幸福感に満たされていた。
この人は 今 自分の愛しい人。
愛しい人のくちびるに 自分のそれを重ねる。
こんな幸せな気持ち。
ああ 幸せな 朝だ。
バスルームから タオルを暖かなお湯で絞って 愛しい千春のからだを 拭き清めながら 幸せな気持ちでいっぱいの真弓だった。
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