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千春オジサマ 参拾参
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真弓side
千春サン。
あなたは今どこに居るのだろう?
あの日。千春サンとからだを繋げ幸せな朝を迎えた。
中々目を覚まさない千春サンの寝顔を 見詰めて いとおしくて。
同性であっても 千春サンとのそれは 素晴らしかった。
ずっと想い続けた千春サンを 組み敷いて貪った。千春サンの裸身は 想像を越えていた。世の中のどんな女より 興奮した。
むずがるような 表情。
快感に戸惑う可愛らしさ。
陰部の妖艶さ。
離れ難い思いを叱咤して 昼過ぎに 千春サンの家を辞した。
本当はずっと千春サンが目覚めるまで 抱き締めていたかった。
だが
昼から親しかった人の葬儀があったのだ。
夜には又戻ります。
と メモに書いてローテーブルに置いてきたのに。
夜千春サンの家に行ったら 灯りも無く しんとしていた。
携帯は OFFにしてあるのか繋がらない。
夜中近くまでマンションの付近て待ったが連絡も無いし 帰宅する気配も無かった。
その夜から
千春サンは 忽然と 姿を消してしまったのだ。
僕の前から
千春サンの親友の前からも
姿を消してしまった。
僕は
途方に暮れた。
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