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赤面
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「…ったく。全然元気じゃないスか
今日泊まる必要ありました?」
時刻は22時前になっていた。
四時間ほど前に来た守沢先輩は風呂もはいり、ご機嫌にご飯も食べ寝る準備はばっちり。
しかも、終始いつもとかわらない調子-テンション-だ。
「んー?
高峯といるのは楽しいからな!」
「…っ!!」
タラシだ。そう、この人は、“超“がつくほどの天然タラシなのだ。
今も にっ と満面の笑みを俺に向けてくる。
…不覚にも、今ドキっとした自分が恨めしい。
「どーした、高峯?黙りこんで。……!?
顔が赤いぞ!!熱があるのか!?」
「!?
ちがいます!!」
額に触れようとする守沢の手を払い除ける
…先輩に触られたくない
今日の、…いや、最近の俺は、何か、なにか オカシイ―…
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