アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
兄
-
「紹介するね、同じ講義とってて仲良くなったんだ。三根谷 早玖(ミネヤ サク)だよ。」
いつも通りの世界一可愛く微笑む優君に免じて愛想を振るう
「はじ、めまして…」
それもかなりぎこちなくなってしまったが。
「おー。よろしく。
にしても似てんなぁ、優と。
まーくん?の方が背が5センチぐらい高ぇか?
目元もちょっとシュッとしてっけど、全体の雰囲気とか、似てる」
そう言って身長を確かめるように優君の頭に手を置いている。
この男、初対面でズケズケと!
「優君に触んな優君のこと呼び捨てにするな。それに、お前にまーくんとか呼ばれる筋合いはない!」
「かなりブラコンな弟がいるって噂に聞いてたけど、ほんとにブラコンなんだな。」
失礼なことを飄々と言ってのける男に苛立ちが募る。
しかも、こんな、いるだけで優君に被害が行きそうな男!!
「お前が優君の友達だなんて、絶対絶対認めないからな!!!」
こんな男、俺の優君フレンド審査に不合格
ビシッと指を指し宣言すると、横で優君が
何でそんな喧嘩腰なの!とぷりぷり怒っているが、そんな優君も可愛い。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 42