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兄
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「別に、誰にでもついて行くわけじゃない…」
ろくな言葉が言い返せず、少しいじけてしまう。
「この小悪魔…」
「え?」
「なんでもねぇよ。着いたぞ」
そういって、ひときわ大きな扉を開く。
その瞬間、聞き覚えのある声がした。それは、聞き覚えのある愛しい人で、、、
その瞬間、靴を脱ぎ捨て走り出していた。
玄関とリビングを隔てるドアを開けると、そこには。
「…は?」
世界一可愛い顔を真っ赤にし、恥ずかしそうに口を覆っている優くんと…
「てめぇ、優くんに何しやがった!!!!!」
中庭で会ったばかりの三根谷早弥
生徒会長だった。
「手は出すなって…」
後ろで額を抑えている、俺をここに連れてきた張本人。
俺が来るのをわかっていたのであろう生徒会長は
「そう怒んないでよ〜」とヘラヘラ笑っている。
「何したか言ってみろ内容次第じゃ殺すぞ」
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