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二人目
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「あれ」
店の外を指差す少年
「えっ」
店に走り出してきた黒髪の少年
しかも、どうやら優等生らしく
どう見ても目の前の彼とは正反対のように見える。
ドアを開けて入ってきた少年は息を切らしていた
「すいません!ここに加藤くんいるの見えて…!」
「…わり」
少年が謝った
「ごめんね、ボクのせいでずぶ濡れになっちゃって」
「お前が気にする事じゃねえよ」
ロゼッタはちょっと考えた
「……えーと?」
「ボク、斎藤 カズマといいます」
「そう、斎藤くん。ちょっと加藤くん…だっけ?借りてもいいかな?」
「あ、はい。ちょっと加藤くんに謝りたかっただけなので!!」
またね、と言って斎藤は店を出た
「マスター……、何。あの子」
「イル?」
珍しく、イルが嫌悪感をあらわにしていた
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