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二人目
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「ちょっと待って」
「駄目か?」
「いや、その前に私が相手でいいの?」
ロゼッタは加藤が好きでもない相手に出来るのか心配していた
「マスターってば!!お人よしすぎーっ!!」
イルが怒鳴った
「駄目だってば!!マスターはあの人以外に触れられちゃダメなんだから!!」
「別に俺は誰でもいーし。カズマ以外誰でも一緒だろ。何でダメなんだよ」
「駄目!!マスターだけはダメなの!!」
「…イル」
なだめるようにロゼッタが言う
「誰でもいいんでしょ?」
イルは加藤に近付いた
「ボクは?ダメ?」
「イル!!」
加藤はため息ついて言った
「別にいーけど。てか、子供が分かんのか?」
「…」
イルは明らかに不機嫌だった
「子供扱いキライなんだけど。その余裕、なくしてあげる」
「イルってば…」
ロゼッタは頭を抱えた
「マスターは絶対ダメ!」
キッと睨むような顔でロゼッタを見るイル
「…分かったよ」
イルは加藤の手を引っ張って、奥に連れて行った
「マスター、部屋使っていい?」
「いいよ」
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