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二人目
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「ね、猫…?」
「もういいよ~。ボクには分かるし。それに聞いちゃったんでしょ?ボクがもらったから」
イルがそう言うと、斎藤はいきなり笑い出した
「あ~あ、とられたな」
「!」
ロゼッタは目を見開いた。本当に猫をかぶっていたのか…
「コウタってば、あんまりにも可愛いからさー…
からかって楽しんで、ゆっくりそういう事していこうかと思ってたのに
先にとられたし。このチビに」
「チビ扱い嫌いなんだけど」
敵対心むき出しにしているイルをロゼッタはなだめながら言った
「…斎藤くん、ごめんね。イルを止められなくて」
「いいえ?むしろ感謝してるくらいです。これからすんなり抱けるんで」
じゃ、連れて帰りますね。と斎藤は言った
「……イル、後始末…した?」
「したよ」
それならそのまま連れ帰っても大丈夫かな…とロゼッタは考えた
「痕はつけてないだろうね」
「そんなヘマしませーん。これから忘れてもらうんだから」
そんな会話がされた後、斎藤が加藤を抱えて出て来た
「じゃあ、ありがとうございました」
斎藤が店を出た瞬間
「……あれ?(今まで何してたかな……)」
斎藤は全てを忘れていた―――…
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