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お前の口にサフランを2
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「いきなり何?…ランゼルト兄さんなら今日は来ないよ」
「…ああ成る程。アキツシマの所ですか」
俺はそう不服そうに言いながら、あの人が唯一愛しているこの世界で一人しかいない黒髪蒼目の中性的で美しい容姿を持ったアキツシマに強く嫉妬の感情を抱き。
何故自分はあの人の側にいれないのかと頭の中で叫びながら。
セレンゼル様の赤い大きな瞳を見つめると…。
すぐさまこう言葉を返してきた。
「かもね。…あとジリル? あんましアキに嫉妬しない方がいいよ! 」と言われてしまったので俺は狼狽えながら
「なっ…嫉妬なんかしてねぇっ…いえ、してなんかないですよセレンゼル様」とそう返した。
「あははーまたまた…っていう冗談はここまでにして、さてと本題に戻ろうか」
セレンゼル様はそう言って、俺のすぐ側までゆっくりと近づく。
「わかりました…」
「うん分かればいいよ。あとユジュリもこっちに来てね」
「えっ…!!僕もですか、セレンゼル様」
まさか自分も呼ばれると思っていなかったユジュリはそう戸惑った声を出し、不服そうな顔を一瞬浮かべたが。
すぐさまいつもの気弱な顔に戻し、セレンゼル様の元へと向かった。
「二人ともいい子いい子…でも僕のシキシマの方がいい子なんだけどね」
「はいはいそうですか」
「あははっ…本当にジリルミストって面白い反応するね。ほんと愉快すぎて君で少し実験したくなっちゃった」
セレンゼル様はそう言いながら、物凄く機嫌の悪い顔を俺たちに見せたので。
ユジュリも俺も『これ、シャレにならん奴だ』と口々に呟き。
怖さから逃げようと一瞬目を閉じようとした瞬間。
「駄目だよ閉じちゃ…。気持ちよすぎてぶっ飛んじゃうから」というセレンゼル様の台詞が聞こえたと同時に、俺の身体は妖しく輝く謎の閃光に包まれてしまい。
俺はあまりの眩しさで身動きもできず、唯々しばらく目を閉じてやり過ごしていたら…。
突如、何者かに強く腕を思いっきり引っ張られ。
俺は何事かと思い目を開けると。
そこにはギラギラと飢えた獣のような目をした、余裕のないユジュリが居て。
思わず俺はこう彼に言った。
「おい…大丈夫かユジュリ? おまえすげぇひどいことなってるぞ」
「…そんらのわかってるよジリルミスト君。でも身体が勝手にきもちよくなってって…すごくらめぇなの」
ユジュリはそうダラダラと口からよだれを垂らし、今にでもイキそうな顔を浮かべながら俺を勢いよく押し倒してくるので。
「おいおい待てユジュリっ!!」と叫ぶように言いながら、ユジュリの体を押し返えそうと腕に力を入れてみたが、何故か力が全く入らなかったので、
俺は『クソっつ…セレンゼル様の仕業か!!』と悲痛な声をあげながら。
唯々、快楽でいっぱいいっぱいになっているユジュリのされるがままを受け入れる事しか出来ず…。
ふと気がつけばズボンを下まで降ろされており、しかも乱れたユジュリに股間をがっしり掴まれていた。
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