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使イ魔ハ猫 4
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「…へえ…」
口角をあげて笑うとシロエも目を細めた。
「だいじょぶですよ!
ごしゅーさまにはちゃんとおみやげっぽいものおいてきましたから!」
シロエの言葉に月人の怒りが頂点に届きそうになった。
「何が大丈夫なんだよ!どこに置いてきたんだよ!
主人は俺だああ!」
月人の叫びに、そうだった!、とシロエは眼を見開いた。
黄色い眼が恐いくらい丸くなっていた。
「…たく、しっかりしてくれよ…
お前は俺の使い魔なんだろ」
疲れたように呟いた。
普段の月人ならここでシロエを殴り飛ばしている所だったが、今この場においては自分の味方はシロエしかいない。
それにシロエは、なんだかんだ言ってやる時はやってくれるのだ。…多分。
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