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奇襲、ダイサクセン 5
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足音を殺してソファの側へ向かった。
何を躊躇しているのか。
サクッと殺せば、また明日からは
平穏無事なハッピーラッキーライフが待っている。
そう、こいつさえ居なくなれば
明日からは世界で一番の生物は自分になるのだ。
月人は長く伸びた爪を天に向かって突き出した。
もう片方の手を水平に伸ばす。
空気が凍りついたように静まりかえった。
部屋は今、月人の魔法で支配されている。
彼は目が覚めることもなくあの世行きだ。
「...死ねっ皇!」
悪役のようなことを言い月人は爪を振り上げた。
爪はナイフのようにざくりとジャージを貫通し、
肉体を貫いた。
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