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魔女狩リ、返討チ 9
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「ふざけんなやめろ!何してるのかわかってるのかっ!?」
「わかってるよ。でなきゃこんなもん用意してやんねえよ」
皇はそう言って椅子の肘掛を叩いた。
全く意味がわからなかった。なんでそこまでするのかが。
「お前....ばっちゃんに何されたんだ...?」
「言っただろ、恩人だって。助けられたんだよ」
酷く儚げな微笑みを浮かべ、皇はジャージのファスナーを下ろした。
白い首筋と鎖骨が露わになる。
月人は思わず頭を背もたれに押しつけて逃げようとしたが腕は勝手に彼の身体へと伸びていく。
「んっ...やだ...っ!男の血を飲むくらいなら死にます!」
「何言ってんだよ童貞のくせに」
図星をつかれ月人は叫びだしそうになったが彼の端正な顔がすぐそばにあり
その真っ黒な瞳で見つめられ呼吸が止まりそうになった。
抗おうと食いしばっていた歯が離れ、自然と口が開く。
「俺を餌にしろ、月人」
命令され、
腕が勝手に彼の身体を抱きしめ首筋に唇が向かっていた。
甘い香りに包まれ感じたこともない飢えに襲われる。
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