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眠レル魔女 2
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ぴょこんとベッドの上に乗る猫は、不安げに目を細める。
「ちょっとは休んだほうがいいっぽいですよう?」
「は?別に平気だし」
「目の下のクマやばいですよう
...せっかくのイケメンが台無しっぽい」
珍しく下手に出てきたシロエだったが
月人は苦笑して彼を避け皇の額にタオルを設置した。
「平気だって言ってるだろ。俺吸血鬼だし。」
皇は穏やかな寝息を立てながらも、
一向に目を覚ます気配もなく
気付いたら冷たくなってしまっているような
もしくは熱が上がりすぎて蒸発して何処かに消えてしまうような
そんな気がして目を離すことが出来ないのだった。
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