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ワカッテクダサイ 2
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見てしまった皇の過去を思い出し、月人は泣きそうになり
慌てて首を振って手に持ったままのスポンジを元の場所に戻した。
その瞬間ばちりと指先に何か電流のようなものが走り、
思わず手を引っ込める。
「...痛っ...」
呟きながらも手を見るが、
特に腫れているわけでも赤くなっているわけでもない。
不思議に思い指先や先ほどまで持っていたスポンジを見るが特に変わったところはなかった。
「おい月人」
不意に呼ばれ、
振り返ると風呂場の入り口に皇が立っていた。
いい加減気配もなく背後を取るのはやめて欲しいものである。
「なんだその顔」
「元々こういう素敵なフェイスなんですう」
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