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愛の侵略者
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流されちゃダメだ。こいつは遊び人なんだ。きっとそのテクなんだ。
「やらしいのはお前だろっ...変態!」
そうだ。
どうして無理矢理組み敷かれている自分が、やらしいなどと不名誉極まりない言葉を浴びせられなければならないのか。それをいうならばこんなことを男の俺に強いるお前の方がやらしくて変態なのだと思った。
「...そんなエッチな顔してんのに?」
んだソレ!!
だからエロい顔してんのもお前だろ。興奮してギラリと欲望に濡れる目とか、女の子ならば即落ちそうな顔をしやがって。
俺は男だから関係ないけどね!勘違い野郎め。
「っ俺は女の子が好きなんだ!お前とはどうともなれない。...これがこの前の告白に対する俺の答えだ!」
責務は全うした。最大限の礼は尽くしたし、キスもさせたやった(無理矢理)。
だからもう解放しろよ。と梓月をしたから仰ぎ見た。
梓月はそれを聞いても、揺れることのない瞳で俺を見下げた。
「...今更だね。」
「ぉ...お前が無視すんなって、言って...」
「だから、遅いんだよ。...もういいって関係ないって僕言ったよね?」
スッと冷めた視線が梓月から浴びせられた。
「...っあ」
服の中に手が入り込む。俺にはもう拒む手立てがない。腹を動き回るソレに寒気が走った。
「ひ...っ...んでっ...こんな」
ーープチ.....プチ.....
シャツのボタンは片手で器用に外されていき、俺の肌はすぐに梓月の眼下にさらされた。
「なんでって?...僕にもわかんないけど、好きってだけじゃ足りない。もっとって、惠を求めてる。」
ソレに従うの。そうただ単調に説明された俺は納得がいかなかった。
本当に好きならば、相手のことを何より尊重し、嫌がることはせず無償の愛とは言わないが、お互いにウィンウィンな愛情こそが真のものだと思っていた。
こんな手前勝手な恋愛があってたまるものか。
「んぁ...!!やぁ...っ!」
胸に刺激が走る。胸の飾りが梓月の手によって弄ばれているらしかった。
痺れる!
「はは...かわいい。きもちいい?」
そしてぎゅっと握りつぶされるほどの痛み。
「ぐっ...あぁ..っ!!!!...んっ」
「体がいっぱい喜んでるから、惠もイイんでしょう?...ならやっぱりこれでいいんだ。僕は間違ってない。」
お前は間違いすぎてるよ。こんなのおかしいんだって。
「はぁ...ぁん......うぅ」
突起を長い指でコスコスと擦られる。生殺しの刺激に甘えた声が出てしまう。
違うって言わなきゃ!なのに!...っなんで俺こんなに快楽に弱いんだ!
気持ちいいから、やなのに...。
「色かわいい。食べたい。」
なんだって、?色?
俺の突起物のことだろうか。こんなのにかわいいもクソもあるかバカ。
チュルリと濡れた音がする。
「ぁん!!!!やだぁ...っ」
乳首が食べられた。舐め回し、歯を当て、快感を煽る。
ふと下を見ると俺の股間は、完全に立っていた。男に乳首を舐められ立たせている。側から見れば俺も立派な変態だ。しかし快楽に勝てはしない。
「ぅぐ...っあ...ばぁか...っそこやぁ!」
気持ち良さと、もどかしさがぐちゃぐちゃに混ざり合い、叫ぶことしかできなくなる。
「なに?こっちがいい?」
意地悪げに笑う梓月の手が下に降りていき、俺の股間をゆるく撫で付けた。
「は....ぁ..ん」
イキたい。
もうダメ。
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