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やっぱり好きなんだよ…
どうしょうもなく橘が……好きなんだ…。
涙を必死に堪える。
そして、笑顔を作る。
好きだという事を隠すために……。
『……やっとか、良かったよ。これでビクビクして学校生活おくる心配がなくなったよ。じゃあね』
そう言い残し、橘の家を出る。
…最後、声震えちゃったな。
橘の家を出て、数歩歩いたところで抑えていた涙が溢れる。
「…うっ……く、ひっく」
橘は俺の事を飽きただけ。
ただそれだけだ。
……本当に飽きたのか…?
……どうしてそれなら、あんなに優しく俺を抱いたんだよっ!
………諦められないだろっ。
ー春斗side end
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