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ー千秋side
次の日、学校へ行くと親衛隊隊長?の子が言っていた通り、ずっと川瀬の話題で持ち切りだった。
授業を終えた後、川瀬の元へ向かおうとした所に親衛隊隊長がやってきた。
「千秋!聞いた?!川瀬会長、実は落とされたんだって!」
『は?!』
今まで、川瀬が自分で誤って階段から落ちたのだと思っていたのにその話を聞いた途端、まだ分からない犯人に苛立つ。
『…誰がやった?』
「それが分からないのよ。うちの親衛隊の子が言ってたのを聞いて…」
その後、名前を聞いてその子に誰に聞いたか教えてもらった。
川瀬が押されているのを見たという人が見つかり、急いでどんな奴が押していたのかを聞くと、どうやら同い年の男で、ヘッドホンを付けていたらしい。
…クソが。
ぜってぇー許さねぇ。
俺は、犯人の手がかりを元に校内を探した。
…が、放課後でもうそいつは帰った後だったみたいで、どこにも見当たらなかった。
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