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森の中での戯れ1
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俺が目を覚ましたのは午後2時くらいのことだった
まーくが見当たらないなーなんて思っていたら置き手紙が置いてあって
なんか会議に行ってくるとかなんとからしい
それで今は1人でぼーっとしている始末である
ふと、俺がここへ来たのも1週間くらい前だったと思い出す
多分、1週間とちょっと
1週間前の今は街が魔神たちでいっぱいで、もうちょっとしたら俺は一生で絶対に忘れられない出来事が起こるのだ
……今でもネタとしてあの時のことをまーくに言うと全力で謝られるので、その意味でも一生忘れられないだろう
……もう1週間かーー
……早かったけど、長かったなーー
……ん!?!?!?ちょっとまてよ!?!?!?
がばっ!!!とベットから起き上がった瞬間に腰に激痛がはしる
うううううーー忘れたーーー!!!と、腰をさすさすとさするが、それどころではない
ものすごい事に気がついてしまった
……1週間、仲間が迎えに来てくれない……
もしかすると、場所が分からないとか!?!?!?
…いや、
…魔界かどこにあるのか俺達は知っているはずだ
…武器を作る時に送り返す場所を決める必要があったからだ
途中で何かあったのか!?!?!?
…いや、
…ついこの間のパーティーには魔界の住人達がほぼ全員と言ってもいいほど来ていたらしい
…それにみんないいやつだったと分かったばっかりじゃないか!!!
そう、つまりは……
「俺、見捨てられた……??」
まーくの広い部屋でそんな言葉は儚く散る
それは驚くほど悲しい現実だった
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