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猫ちゃんにゃんプレイがお好きです?2
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嵐のようなまーくが去ってからしん、とする部屋の中
「…ほんとに、出ていかなくても良かったんだけどな」
自分から追い出したくせに少し後悔をしてしまっているなんて、なんて、馬鹿らしいんだろう
はぁ、とまたため息をついてしまったとき視界に写った何か
大きな窓の近くにいる<それ>にゆっくりと近づくにつれ、自分の顔がにやけていくのが分かった
「猫ちゃんだーーーーーっ!!!!!!!」
一気に飛びかかった俺にも動じずにしっかりと腕の中に収まってくれる猫ちゃん
……ちょっと太りすぎくらいだけど
でも、その太り具合がやわらかくってその貫禄のあるお腹に顔を埋める
「うはぁぁぁあ~~!!!猫ちゃん、可愛いなぁ!?!?俺が寂しいと思って来てくれたのか??そっかそっかーー!!!」
そんな言葉を分かっているのか分かっていないのかに゛ゃーーと大きい一声をあげる猫ちゃん
と、いきなりその体型のせいか少し短く見える手足で俺の頭を押さえつけてくる
「っふははっ!!!だーしーてーー!!!いたずらっ子ちゃんなんだなーー?ふっふっふーー俺は脱出してみせぶぁっふ!?」
突然、ぼふんっという音と煙がしたと思ったら猫ちゃんが俺の顔から離れていく
「あっ…!!!」
煙で霞む視界の中、手足の長いすらっとした三毛猫が颯爽と部屋を出ていくのが分かった
「何だったんだろう、あの猫ちゃん……」
もう居なくなっちゃったのかな、と窓に近づいてみる
猫ちゃんを探しに来たのに見つけたそれ
窓に写ったそれ
猫ちゃんの耳と
長い尻尾
おまけに少し牙のはえた
俺がつったっていた
「なっ、なんじゃこりゃーーーっ!?!?!?」
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