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其の二
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そんなΩをこれまで数多くの名家に嫁がせてきた家系に生まれたΩの僕は、幼い頃からずっと、αである夫、鷹仁(たかひと)様の良き妻、良き腹となるよう教育され、16の年に10年上の鷹仁様に正式に嫁ぎました。
嫁いだとは言っても、僕は生まれたその瞬間から鷹仁様の御生家の今滝寺(こんりゅうじ)家に渡され、当代のΩとして鷹仁様のお世話をさせていただき教育されながら育って参りました。
もちろん、精通を迎えた11の時からは最後まではせずとも鷹仁様の下の処理も手伝わせていただきました。
Ωは精通を迎えてからは、なるべく多くαの精を体内に取り込むと良いのです。そうすると妊娠しやすくなるためです。
『…っん、ふ…』
『上手いぞ。もっと深くまで咥えるんだ』
『かしこまりました、鷹仁様』
『なぁ、葵?』
正式な婚儀まで性交は禁じられているので、口での奉仕をさせていただいていた、ある日のこと。
鷹仁様は僕に、必ずαを産めと、そう仰いました。
『んっ、、αを、にございますか』
『そうだ。一度で、必ずαの男子を孕み産み落とせ。よいな』
もちろんにございます。
そう、僕がお応えして、満足そうな鷹仁様が僕の髪を撫でると同時に、鷹仁様の精が僕の口に放たれました。
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