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ある日言われた言葉。
《游來くんって実はテストの時にカンニングしてんじゃないの?》
と言われた。
もちろんそんな低レベルの事はしない。
勝手にそう思っておけばいいじゃないか。
とおもっていた。
その噂を耳にした先生が俺に言ってきた。
《宮ノ越。それは本当か?カンニングはしてはいけない事ぐらいわかってるよな?親御さんに電話するぞ。》
俺はそれを聞いて
《そんなことするわけないじゃないですか。》
と言った。
そんな事言ったって無意味とは分かっていたけど言ってしまった。
結局両親の伯父さん、伯母さんに電話されて怒られて切り捨てられた。
本当にそれから学校に行くのをやめた。
人なんて信じてはいけない。
そう思った。
………………………………………………………………………………
時は過ぎていき高校入学。
1年の時に栞と出会って今ではアイツ以外信じられる人はいない。
信じられる人なんて作ってはいけない。
今でもそれは変わらない。
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