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家族の時間 2
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あれから何時間が経って俺達は色々話してた。
「兄様に相談したいことがあるんだ…」
「どうした?」
「その…えっと…」
「ん?」
俺は相談したいことが3つくらいあって…
どれから話そうか迷ってるんだが…
まずはコレだな!
「その…兄様の事倖にぃって呼んでもいいですか?」
「(*´’Д’):;*:;カハッ寧ろ大歓迎!!」
倖にぃ口から血吹き出した…
大丈夫かな…
「倖人だけ狡いです。私のことも父さんって呼んでくれませんか?」
「いいんですか?」
「はい。」
父さんは俺に優しく微笑んでくれた。
それがなんだか嬉しくて自分でも凄いニヤニヤしてるなって思ってるぐらいだ。
「游來…可愛すぎ…」
?
俺は可愛くない…
「あっとね!今俺添田家に養子に入らないかって誘われてるんだけど…」
「その件はもう無かったことになってますよ?」
えっ?
「游來は私達の大切な息子なんですからね。
添田家になんて渡しません。
桜田家のものです。
という訳で游來は桜田家に帰ってきてもらいます。」
「それは良いんだけど…名字帰るのか?」
「まぁ…はい。そうですね。」
うーん
怪しまれないかな…
「あと!游來にはあのボロくさいアパートからは引っ越してもらうからな!」
と倖にぃが言ってるのだけれど…
意外とあそこ気に入ってるんだよね…
「うぅ分かった…明日片付けしてさよならしてくる。」
つい涙目になってしまった…
「「(*´’Д’):;*:;カハッ游來可愛い…」」
二人揃って同じこと言ってるし…
流石家族!
「あとね!これが本当の相談なんだ!
倖にぃにしか話せないことだから父さんは席外してもらってもいいかな?」
「分かりました。」
そうして俺達は2人きりになってお話し始めた。
「倖にぃ!どうしたらいい?」
「何が!?」
「あのね…
俺憐と一緒にいるとね心がぽかぽかして暖かくなるんだ…
これってどういう気持ち?って憐に聞いたのに自分で気づいた方がいいと思うって言われた…」
「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙辞めてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
游來!!それは多分!恋だよ!」
「鯉?」
「それ魚の方のね!違うの!恋!上は変の上の部分書いて心ってかくやつ!」
分かりにくい説明の仕方だな…
じゃあこっちの方の“恋”って事か…
「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
俺の可愛い游來が!!あの憐に取られてしまう…」
「恋かっ…」
自覚してしまったら早いもので…
やっぱり俺は憐の事が“好き”みたいだ。
いつか先生に気持ちを伝えれる日が来るといいな…と俺は考えていた…
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