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Stormー7
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藤野の手を顔から外して、俺は淡々と言った。
「藤野家の跡取り息子が恐喝を働いた……これは結構なスキャンダルになるでしょうね」
「てめぇ……俺を脅す気か」
自分の言葉が録音されていたことに気づき、睨んでくる藤野。俺は肩をすくめて立ち上がった。
「先に脅してきたのはそちらのほうですよ、副会長」
では、失礼しますと言うと、藤野は真っ赤な顔をして怒鳴り散らした。
「帰れ!二度と来るな!」
おー怖い怖い。プライドの高い坊ちゃんはこれだから。
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