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いつだって。2
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ぐだぐだと考えている間にも時間は過ぎて
学校に行く時間になったしまった
急いで玄関で靴を履いているとちょうどインターホンがなって蒼と蒼の友達の通くんが来た。
僕たちの学校は家から通うか寮に入るかが選択制で、僕たち3人は全員寮から通っている。
二人の部屋は僕の階の1つ上で蒼の隣は通くんの部屋になっている。
「二人ともおはよう」
「「おはよう」」
「秋寝癖ついてるぞ」
「えっ!うそ!」
恥ずかしい!!
昨日付き合えたばかりなのにもう失敗!!
「秋くんそっちじゃないよ。もっと右。ふふっ」
うう。通くんにも笑われている。
通くんは中学1年生のとき僕と蒼とクラスが一緒になって以来、高校も同じところを選んで入るくらい仲がよくなった。
「通も寝癖ついてるぞ」
「え!?」
「動くなよ。今直してやるから。」
特に、蒼と。
「ん。まぁ大丈夫だろ。」
「ありがと。」
「秋はまだなおってないけどな。」
「んん。もういいし。」
「チビだからしょうがないもんな。」
「ちび関係ないし!!!」
蒼が180㎝以上、通くんが170くらいに比べて
僕はせいぜい160とちょっと。
確かに小さいかもだけど寝癖とは関係ない!
気にしてることを!!!!
「おーいーおいてくなよ~」
「秋くんまっ…うわっ」
「あっぶね。通前見ろって。ほんとお前危なっかしいな。階段あるのわかってるだろ?」
「う~ごめんなさい~」
「ったく。ほらこっち」
「うん」
…………僕は不安なんだ
ずっとずっと君がすきだった
叶うわけないって思ってた
付き合えるなんて夢みたいなことなんだ
だって君には…………
好きな人がいるから。
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