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教室に入り、ひよと友樹にさっきの話をしていると諫早
先生が来た。
「おら、席つけ〜。」
皆が席に着く。
「早咲、今日も可愛いなぁ。ヤツのダメージを癒しておく
れ。」
どうやら相当酷かったらしい。
…まぁ、いつも通りスルーするが。
「……え〜、転入生が、来た。」
わぁあっと歓声が上がる。
「イケメンかなぁ!!」
「俺は可愛い子がいいなぁ」
みんな期待しない方がいいよ。来るのは毬藻だから。
先生はその反応を見てゲッソリしている。
「じゃあ…入ってこい。」
先生がそういった瞬間ダーンッと大きな音を立てて扉を開けてそいつは入ってきた。
みんな大きな音とその見た目に驚き過ぎて動けないでいる。
ズカズカとそいつは教卓の前まで来て勝手に喋り始める。
「俺は広海 那緒!!那緒って呼んでくれ!!!
見た目で判断するヤツとは仲良くしたくないぞ!!
それ以外は全員友達だ!!よろしくな!!!」
あぁ、言っちゃったよ。みんなこれは怒るぞ……。
「ふざけんな!!毬藻の癖に!!!こっちこそ願い下げ
だよ!!!」
「何様なの!?」
予想通り罵詈雑言の嵐だ。
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