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何が何でも急すぎる
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「父さん…しつこい!!!」
そう、実はまだ父さんに美容院行きなさい!!
と言われ続けていた。
「美容院は行かないって言ってるだろ…」
「父さんな?実は高校探しておいたんだ」
「え」
やる事早すぎかっ!!
「ネットで調べてた所いい学校らしい」
ドヤ顔で熱く語ってくる父さんに俺はどうゆう反応をすればいいか悩んでいた。
「どうだ?凄いだろ?」
またもやしつこく『凄いだろ?』を連発してくるから、
そうか。父さん……。
分かった分かったぞ。お前・・・褒めてほしんだろ。
「凄いね父さん。」
褒めてやると「そうだろう!?」と言って喜んでいた。
いやいや、子供かよ…
「それより、俺が高校行くだろ?
父さん一人になるけど大丈夫なの?」
「んな事気にしなくていーんだよ」
俺が寮生活になったら父さんは大丈夫なのだろうか。
やっぱり寂しくなるんじゃ、てゆう不安があって。
「ほら、ここの家に住んでるってなったら恥だろ?」
「何言ってんの。
そんなわけない」
「それにお前が行く四条学園はオシャレな人達が通う学校なんだ」
「え。」
「だから、お前髪型もちゃんとして身だしなみ整えてちゃんと行かないとな!」
「お金…」
「だからそんな心配はするな!
今から役所行ってくるから、それと学校の方にも連絡入れとくからな?お金渡すから美容院行ってきなさい!
約束だぞ!」
父さんは逃げるようにソファーに掛けてた上着を取りお金を置いて出ていった。
美容院…行かないといけなくなってしまった…
父さんがせっかくここまでしてくれてるんだ。
でも、父さんにお金なんてないはず。
俺は少し疑問に思いながらも嫌々美容院に行く事にした
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