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ゴッて打ちましたよゴッて。
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「うぉ~!今日告ったらOK来たんだけど!」
「へぇ」
「なんだその興味無さげな声は、お?」
「別に笑」
「ちゃんと真面目に聞けよ~」
現在。俺霧山蓮は男子便にいます。
出たいのだが制服も着てないので出れません。はい。
そしてさっきからベラベラ喋ってる男子達の話を静かに息を潜め聞いてます。いや別に聞いてるわけじゃ無いんだけど、
「アイツちょーイケメンだしよ俺なんかでいいのかなぁ…なんて!」
え・・・。
今話してる人ホモなのか…?
「へぇ」
友達引いてるんじゃないのか…?
「お前だってモテんだからいい加減恋人作れよ~
俺なんかに引っ付いてないで」
ひ、引っ付いてる…?
「引っ付いてないんだけど」
「おぉ~悪ぃわりぃそんな目で見んなよ!」
……………ややこしい。
不快だ。聞いてるこっちわ凄く不快だ。
とっとと出ていってほしい…
ここが綺麗だとわいえ男子便だから、ちょっと気分悪くなる
それに、あ。
そう言えば…父さんも置き去りにしちゃったしな…
早く戻らないと心配するかもしれないな・・・。
「………あ"~~…」
俺は項垂れながら携帯を取り出し画面を開いた。
(……!?)
俺は心の底からビックリしてしまった。
父さんから来てたメールを見ると、
《父さん置いてどこ行きやがったこの野郎!
父さん帰るからな!帰っちゃうからな!ばーか!》
と言うメールの内容に心の底から俺はどん底に突き落とされた
「なあ、さっきから思ってたんだけど…奥のトイレずーっと人いることね?」
「そう?」
「おー、俺が入ってきた時もずーっとだぞ」
「大だろ」
「おぉーいおっきい声でゆーな!w」
大…だと…?
(は、は、はぁぁずかしいいいい)
便器に座りジタジタ暴れていたら足をゴッと強打して痛さのあまり悶絶していたら、
「あの~大丈夫っすか?」
コンコンッと聞こえると先ほどの嬉しそうに彼氏が出来たと語っていた男の人の声がした。
「わざわざ声かけなくていんじゃない?」
「今ゴッて聞こえたぞゴッて」
(二回も言わないで下さいよ。恥ずかしい)
「はぁ…もうすぐチャイムなりますよー」
大だと発言した人がご丁寧にチャイムがなると教えて下さった、それに対して。友達さんが。
「おぉー優しーじゃんw」
「黙れ首締めるぞ」
あのーすみません…
楽しそうな所申し訳ございませんが、
人と話す事自体苦手な俺は声さえ出すことが出来ないから話し掛けられても無視する状況になってしまう…
「んー、あれ?おらんのかな?」
「いるんじゃない」
「ま、まさか幽霊っ!?」
「そうかもね。ってそんな訳無いだろ死んどけ」
「ひ、酷でぇ…って、んぶッ」
分かった。とりあえず・・・。
イチャつくなら他所にいけ。←
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