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俺らゲーセンには存在しませんよ。
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昨日は帰り散々だったな…雨は降るわ雷は鳴るわ。
今日は学年集会があり朝早く寮に出ないといけないらしい←
「ゴホッ…」
昨日雨に打たれたせいか、
やけに今日は寒く感じてしまう。
用意した鞄を持ち俺は教室えと向かうことした。
こんな朝早いのに廊下を歩けば既にガヤガヤと男子達の声で騒がしくなっている。
教室に入り荷物を片付けるわ、やる事が無く
机をジッと見つめているだけで俺は次第に眠くなってきてしまった。
バシッ!
「……へっ」
まるで寝ようとしてた俺を起こしてくれようとしたのか結構な力で肩を叩かれ驚きで横を見ると。
「…………はよw」
そこには、輝さんが『だっせービビってやんの!』
とケラケラ笑いながら俺を見ていた。
変な声出たじゃねぇか・・・恥ずっ。
ってまだ笑ってんのかよ。
心臓悪い奴だったら完璧、確実止まってたよ。
「まぁまぁ怒んなって」
「怒ってない」
目を逸らすと何故か頭を撫でられ、
その動作に驚き顔を上げると。
「…っあ、わり」
焦った様にして、頭に置かれた手がサッとなくなった。
「あ、つーかもう行く時間!行くぞ」
「え、あ、」
「………何どもってんだよw」
「あ、はは」
「キメェ顔して笑ってんなよ」
「…………」イラッ。
キメェ顔って言われたのは気に食わないが、
なんか友達って感じがして何故か俺は1人でバレないように舞い上がっていた。
それと、
今思ったけど、クラスで並んで行くと思ったけど違うんだな。
すげぇ自由に皆バラバラで去ってくんだけど笑
(……それより、美雨さんいないな)
昨日無事帰れたんかな。
少し心配しつつも体育館にだんだん近ずいてきて
その体育館の凄さに圧倒され美雨さんの事は頭から離れてしまっていた(おい)
「今日さ。
生徒会長が話すから皆ちょーウキウキしてんの」
「…………」
生徒会長…誰だそれ?
「そう言えば蓮知らねーか」
「まぁ…」
「ちょー絶イケメンで何もかも完璧な人」
「えっ…」
そんな奴この世にいるのか…!!
ちょっぴり感動…笑
まぁそんなつべこべ考えなくとも今日会えるみたいだし
楽しみにしとこ。
俺らは無駄に馬鹿でかい体育館にやってきた。
そこでは何故か皆静まり返っていて、緊張感漂う雰囲気だった
・
・
・
「ぅわっ…来たぞ、生徒会長!」
「ひょぇぇ…まぢイケメン」
生徒会長とやらが現れ、一斉に周りがザワつきだした。
「………」
(俺も顔みてぇのに…前の人が背ぇ高すぎて…)
いや、ほんとにマヂで!
背ぇ高すぎだろ…しゃがめよ…後ろの人考えて下さい(お前もな)
まぁ…いずれか見れるし…
俺なんかが、邪魔だどけ✋なんて言ったら一瞬で骨も粉々にされてしまうからな。
そんな事口が裂けても言えるものか…くっ…!!
一体何に悔しがってだ俺は。あぁ〜恥ずかしいやめよやめよ。
「蓮っ、見えたかっ?」
「ミエタヨ」
「カッコよくね!?」
「チョー、カッチョイイ」
「ほんとに思ってんのかよ!!」
バッコーン!と叩かれた瞬間結構響いたらしく。
………&輝の声がうるさ過ぎたのか一瞬にして周りのひそひそ話がかき消された。
いや・・・。
正しくは皆一斉に黙った←
「………俺…殺され、」
「え?」
輝が怖い事を呟いた時・・・・・。
「………今の音はなんですか」
キィィン──。
とマイクが付く音がし……生徒会長では無い俺からも見える位置にいる明らかに副会長っぽい人が喋っていた。
「あ──……
死んだ(☆)?」
(なぜ星と?を付けてるんだ語尾に。)
俺は関係してないからgoodbye✩
「すみませんっ俺とコイツっす!!」
「へっ・・・?」
三十秒後。
「何やってんです。
貴方も来なさい」
副会長なのか俺の目の前に来られ、貴方も来なさいと言われ理解するのに十秒時間がかかった。
そしてゆっくりと後ろにいる輝に目をやると…
俺と目が合った輝は、ただ何も言葉を交わさずニコッと微笑みながら副会長にまるでユーフォキャッチャーの楽勝に取れる人形の様につまみ出されたのであった。
・・・コイツまたシバいてやる。
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