アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
屋上でのハプニング
-
ガチャ──。
屋上のドアが空いたと途端、俺らは瞬時に離れ隠れ挙動不審な行動をお互いしだした、逆に怪しいけれど。
「あっぶね…見られる所だった…」
何故か小声で話す俺らは今相当不審だと思う、の前に。
まだバレていないのだろうけど…
「屋上って人よく来る?」
「んや…全然来ねぇよ
だってここ入っちゃいけねぇもん」
「・・・・・は?」
入っちゃいけない!?
待て待て待て、ここ来る時そんなの書いてなかったぞ。
それに、なんで輝教えてくれなかったんだ…
「そんなの…書いてなかった…」
「何言ってんだ、書いてたぞ?」
どこにだよ!
もしかして、あれか?あれだよ。あれ!
「ちょー小さく壁に書いてある」
何でだよおおおおお!
そんなの分かるわけねぇだろ!!
ちょー、ちょー!視力良くねぇと視界にも入らねぇだろ!
じゃあ、屋上入っちゃあかんのに入ってきた人はヤンキーか…
それか、ちょー怖い人なのか…
あ、でも輝が居るから大丈夫…って思ったけど案外弱いし←
「………誰かいんのか」
・・・え。
なに、普通に気づかれた。?
「シッ…まだ気づかれてねぇ」
「………」
(ホントかよ。)
コツッ──。
靴の音が段々徐々に近くなってきた。
「か、隠れた方がっ…」
「それなっ…」
ってもどこに隠れればっ──。
あ、もうダメなヤツy((殴
その瞬間だった。
助け舟が来たのは…………
Prrrrr。
Prrrrr──。
「……はぁ」
男のため息声と共に足音は遠ざかった。
「何か用か」
何かしらの会話を繰り広げているのを俺らはただひたすら黙って聞いていた。
「いい加減にしろ。
お前には何度呆れさせられたことか」
…………あーーー。
やな予感しかしないしないんだけど…
「黙ってろ。
お前と話しても話が通じなければ意味が無い」
・
・
・
これはもしかして…
衩橐の声じゃないのか──。
「うわ…なんか聞いてよかったんかなこれ」
「………だな」
「しかも、この声会長だぞ」
会長っ?
は?もしかして生徒会長って…衩橐?
「嘘だろ…」
何もかもが最悪だ…そういえば、衩橐に会わないなとは思ってたけど…そうゆう事だったのか。
それなら納得が行く。
それに………
今何を話してんのかも気になる。
バンッ──!!
「テメェ…!!
これ以上はただじゃ置かねぇぞッ!!」
「煩い」
「これ以上舐めてんじゃねぇぞお坊ちゃんだからって」
ちょっ!これって…ちょー楽しい展開じゃねぇか…
の前に…電話相手登場?これ修羅場。
「おい、会長ヤバイって…
相手掴みかかりそうな勢いだし」
「いや…大丈夫だろ。」
「なんでだよ!助けるべきだろ!」
「まだ何もされてないのに?
それにここに居ること会長にバレたらヤバイだろ」
きっと俺の言ってる事はご最もだ。
ここで俺らが出たってなんの役にも立たない。
それにこれ以上の面白い事はないだろ。
「ここまで来て何の用だ」
「俺の…俺の父さんの会社を返せ」
「は?」
「とぼけるな!!」
そう言うと、相手の男は衩橐に掴みかかり
バランスを崩れた衩橐は倒れて男が衩橐に覆いかぶさってる状態になった。
「離れろ汚らわしい」
「テメェ……ッ!!!」
「………ッ」
う、わ…痛そ。
衩橐は逃げ腰になったのだろう、だが覆いかぶさられていて逃げる事が出来ず顔面を見事に殴られていた
「も、耐えられねぇ」
スクッと立ち上がった輝に俺は腕を掴んで阻止した。
「離せよ………」
「だめだ。」
お前が止めたら……………
せっかくのチャンスが無くなる。
「キレェな顔してんなぁ?衩橐さま」
「顔近づけるな気持ち悪い」
「まだそんな口聞けんのかよ」
「離れろ…
離れ──…んんッ!!」
襲われてる、、あの衩橐が。
男に押し倒されて殴られた挙句キスされてやがる。
相手の男は衩橐の両腕を片手で掴み上がると、もう片方の手で衩橐の身体を触り出した。
「ん……ッ、お前…
いい加減にしろッ!!」
「何言ってんの?
テメェがいい加減にしろよッ!!」
「ッ──。」
「テメェの親父のせいで…
こっちは!!こっちは…」
…………あの男は…
俺と同じ、気持ち…なのかな…
倒産させられて危機まで迫ってる状況なのだろうか。
「あんなにっ…!!
あんなにうちの父さんは頑張ってたのに!!」
「それがどうした?」
「………は、っ?」
「実力不足だろう。
俺に言われても知るわけないだろ何なら俺の父さんにクレームでも入れとけ」
「お、まえ…」
浅く笑う衩橐は…
ゴミクズを見るような目で見下していた。
その時俺は、屈辱で情けなくて。
言葉じゃ言い表せれないほど……憎かった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
29 / 33