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わからないことがたくさん。
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和が待ってろと言って出ていってしまった。
音緒『うぅ…』
泣くのを我慢していると、すぐに教室の扉が開いた。
目に涙を溜めたまま、見上げてみると
郁斗『音緒?』
和ではなく、郁斗でした。
音緒『…なんで?』
郁斗『和輝がパニクって俺を呼びに来たんだ。』
音緒『ほんとバカだ…。』
座っている俺に合わせるように郁斗も腰を下ろす。
郁斗『どうした?』
音緒『別に…。』
郁斗『嘘。』
…ほんとかずきのばか。
音緒『どう…して、郁斗最近甘々なの…?』
俺の質問に一瞬固まった郁斗。
郁斗『は?甘々?』
コクっと頷く。
郁斗『そうなんだ。』
音緒『えっ?!』
郁斗『何でだろな、最初の方は我慢して冷たくしたり出来たけど…今は抑えられないからな。』
よくわからない言葉がたくさん。
音緒『ふぇ…最初の方…?我慢?抑えられない…?』
郁斗『冷たくして悪かったな、少し意地悪したかっただけ。』
音緒『え?…え!?…どういう…?』
郁斗『おら、そろそろ昼終わるから戻るぞ?』
そのまま腕を引かれて教室へ戻る。
考えすぎて放心状態の俺にみんな驚いていた。
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