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と、ついに、嫌な予感のしていた刺激が圭人の身体の1点に走った。
「…っあ、ン…!」
それと同時に聞こえた、やけに甘ったるく小っ恥ずかしくなるような声が、自分のものだと気づくと、圭人の顔は途端に真っ赤になる。
咄嗟に口を閉じたが、それでもまだ追いかけるように鼻にかかったような甘い音が漏れ出てしまう。
かえって自分で自分を追い詰めることになった。
「…~~っ……」
加えて、今の刺激でアソコが反応し確実に硬さを持ち始めていることにも気づく。
圭人は恥ずかしさに悶えるあまり、祐也の動きがぴたと止まったことに気付いていなかった。
「……圭人?」
何という事か、羞恥に震える圭人の上から、普段の、起きている時の声色を取り戻した祐也の呟きが降ってきた。
…気付かれた。
…どうする、俺。
…落ち着け、落ち着け、落ち着け……!
混乱する頭を必死に回転させ、どうにかしてこの場をうまくやり過ごすセリフを考えるが…
落ち着け、と言い聞かせる頭とは裏腹に、心拍数はどんどん上がっていく。
「…っ、ち、違…今のは、えと、」
僅かに体を浮かせた祐也は、もう完全に目が覚めているようだった。
圭人の耳の横に両肘をつき、焦りまくる圭人の顔を至近距離からじっと見詰める。
…見られている。
そう分かって余計にどうすればいいか分からなくなった圭人は、祐也の目をまっすぐ見ることが出来るはずも無く、顔を斜め下に向けて要領の得ない言葉を繰り返した。
「…圭人、これ、」
祐也は圭人のソコが変化し始めていることに気づくと、それだけ言って熱の込もったような目でじっとりとソコを眺める。
「そ、そのっ、だから……俺、…え、あっ、んッ……!」
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