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圭人は自分で分かってやっているのか、それとも無意識でやっているのか、どちらとも判断がつかない。
硬くなった茎を服の上からやんわりと包むように握るが、小刻みに震える手がいうことを聞かないようでそれ以上どうすることも出来なくなってしまった。
「……ッ、は………ぁ、はあっ、うッ…」
「圭人」
名前を呼ばれても圭人はこれといった応答を返せずに、ただ甘い音を小さく上げ続ける。
そこで今度は耳元に唇が触れそうなほどまで近づき、流し込むようにゆっくりともう1度その名前を呼んだ。
「――…けいと、」
「…っひ、ぁ……!」
態と息がかかるように囁いた後、薄い耳に唇を寄せた。軟骨を甘く食んでやると、圭人の細い肩と声がブルッと震える。
相変わらず乳首を捏ね回す手は止めずに、祐也は圭人の耳元に舌を這わせる。
…勿論祐也は、今まで付き合ってきたのは女だけだ。それにその彼女にでさえ、こんな変態じみたことをしたことはなかった。
少しずつ自分の中に知らない自分が現れてきていることを、僅かに怖くも感じた。
しかしそれ以上に、自分が触れた分だけ祐也の反応が返ってくることが、愉しくて堪らないとも感じていた。
「っん、ふぅ…………ッ…祐也、は、ぁ…んん…………ゆう、や……っ」
必死になって、自分の名前をただ何度も呼ぶ圭人が、どうしようもなく愛らしく思える。
だからこそ苛めたくなって、祐也は圭人の意識をこちらに誘導しようとまた名前を呼んだ。
「圭人…圭人、こっち向け」
「っ、へ………?んん、ぁ……なに…っ、」
圭人の胸の突起から右手を離し、上へと移動させる。頬から耳…髪の生え際へとゆっくり掌を差し入れるようにして、横を向いていた圭人の顔をこちらに向かせた。
真っ直ぐにその目を射抜くように見ると、圭人は祐也の目の中の怪しい揺らめきに気付く。ガチッと鍵をかけられたように固まり、視線を外すことが出来なくなった。
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